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荒木校長 阿夫利嶺のもと相模川を遥かに望む「戸室」の丘に、百有余年の歴史を積み重ねてきた我等が学び舎、 厚木高等学校は位置しております。明治35年に創設された神奈川県第三中学校を前身とし、今日まで、 保護者や地域の方々に支えられ、30,000人に及ぶ有為な人材を世に送り出してまいりました。

現在の在校生は約1,000人、2学期制で45分間×7時限授業というカリキュラムのもと、集中と切替えを 合言葉に日々質の高い学習に取組んでおります。

これまで、生徒の学習意欲向上を目指して、新入生宿泊オリエンテーションや1・2年生向けの夏期集中講座(サマーセミナー)、 長期休業期間中等の補習・講習、習熟度別学習など、様々な取組を進めてまいりましたが、昨年度は、 これに加えて保護者の皆様のご協力により全教室にエアコンが整備され、学習環境が飛躍的に向上いたしました。 また、同窓会からも自習室の設置など例年多大なご支援をいただいております。

大学や企業等との連携でも、文科省の科学教育推進事業「サイエンスパートナーシッププロジェクト(SPP事業)」 や経産省・横浜国大・企業との連携による「早期工学人材育成事業」、県内大学との連携講座 「高校教育フロンティア事業」、大学や企業関係者による本校独自のキャリア教育推進事業「知の探究講座」などを実施し、 年々内容の充実が図られております。

本年度は新たに、神奈川県の「学力向上進学重点」校 及び「理数科学教育」研究校にも指定されました。 これまでの取組をさらに進め、より高いレベルで本県高校教育をリードする教育活動に努めてまいります。

行事や部活動も大変活発で、中でも最大のイベントは「戸陵祭」です。6月に体育部門、 9月には文化部門を開催いたしますが、例年、企画から運営まで全てを生徒が自ら手掛け大いに成長を見せる催しです。 部活動の加入率は延べ100%、ほぼ全ての生徒が参加しております。毎日日の暮れるまで校内外には生徒たちの 明るく真剣な声が響き渡ります。平成21年度は、吹奏楽部やダンスドリル部、文芸部、新聞部、山岳部、 ソフトテニス部、囲碁将棋部などが全国大会・関東大会への出場を果たしました。この他に、各種の海外研修やコンテスト、 検察官甲子園といった催しやボランティア活動に積極的に参加する生徒もおります。

現在、開校以来のスローガンである「三剣」(剛健・真剣・勤倹)を、今日の本校の取組に結び付け 本校のさらなる飛躍へとつなげようと、「新三剣プロジェクト」の策定・実施を進めているところです。

今後とも、逞しく(剛健)、聡明で(真剣)、規律ある(勤倹)、教養と思考力に富んだバランスの良い 厚木高校生を育ててまいります。